さむ〜い

１月１３日（日）、１４日（月）成人の日 大島 秋の浜 気温４、５℃ 水温１５℃
着実に水温が下がっている。去年は１６℃までしか下がらなかったが今年はもう１５℃。魚影も薄くなり水中は淋しい。陸も寒い。最低と最高の差が１℃しかなかった。
去年のこの連休は爆弾低気圧で船が欠航。年初めからいいことないなぁ、と暇な連休を過ごしたので心配だった。前線は夜のうちに抜ける予報だったからいいかなぁと思っていたら、土曜日の午後から波が高くなり、日曜日の朝は、満潮時は秋の浜あきらめてケイカイに行ったそうだった。あたしが大島に着いた頃は潮が引いてきていて朝よりはよくなってきていると小島先生が言うので、一緒に秋の浜に出かけた。２台のダイビングサービスの車とすれ違ったが、まだ誰も潜っていないようだった。時折大波がくるが待てばなんとか入れるし上がれそうだったので、潜水フラッグを揚げてドボン！揺れてはいるが入ってしまえばなんてことなかった。が、上がるときの波の状況が気になって、時々水面を見ながら、エアをチェックしながら、減圧を出さないようにして潜っていた。ハシゴの手前は波が砕けた泡泡で真っ白け。どうしよう、かなり緊張しながら波の泡沫を避けてハシゴにたどり着き、さぁ、今だ、上がるぞ！気合いを入れて大急ぎでハシゴを登った。しかし、波がザブーンと来るこ
ともなく、すんなり水面に出られた。気が抜けてしまった。駐車場には数台の車が停まり、ダイバーが姿を現していた。どうやらあたしたちが潜っている間に落ち着いた海に変身していたらしい。たった１時間でこんなに鎮まるのかと驚いた。
サクラちゃんは大きくなっていました。

２本目は風も落ちて穏やかな秋の浜になり、ゆっくり潜った。
脱皮したばかり？きれいなニセボロさん。

小島先生が呼ぶので行ってみると、キンチャクガニ。大島のはかわいらしいので好き。

ハシゴの下にはキリンさんのチビがいました。

夜は南島館をリクエスト。金目鯛のお刺身激ウマだった。

今朝、ピックにきた柳さんが、「入れそうで入れる」と秋の浜を表現したので、今が満潮でこれから引いてくるから取りあえず行こうと準備して行ってみた。１台車が停まっていて潜っているようだったが、旗が上がっていなかったので、柳さんが掲揚。満潮時だったので昨日よりざぶざぶ。一番高いエントリー場所まで波が来るので、波を見ながらフィンを履き、大波をいくつかやり過ごしてドボン。入ってしまえば大丈夫。水がきれいだった＝昨日より寒く感じた。そして緊張の瞬間、昨日よりひどいイメージだったからゆっくり徐々に上がったが、またしても何事もなく簡単に水面に出た。潮が引いてやはり少し落ち着いたようだった。
白クマケロは同じ場所に。

２本目、冷たいと着けるとき嫌だからとフードとグローブをストーブで乾かしたのに、そのままお店に置いてきてしまい、海に持って行くのを忘れてしまった。夏でも2９℃の南の海でもフードをかぶり、年にフードをつけないのは１、２回だというのに、このくそ寒い時になしで入った。何のために乾かしたのかわからない、とヘコンだ。まず、髪の毛がわさわさして気になった。そして気持ち的に寒さ倍増。
グローブなしは水中では気にならなかったが、ハシゴを上がり水面から外に出た手すりを掴んだとき、冷た！うっかり離しそうになった。気温と水温が10℃違うからなぁ。

ハナタツカップルは健在。サージがきつくてあなたも揺れるし私も揺れるでとても撮りづらかった。

アオサハギはかわいい。

ウミウシの季節です。と言ってもまだ目につかない。


ピカチュウはたくさんいる。トゲトゲワールドは終了したらしい。
大瀬でピカチュウにウミウシカクレエビがついてて大人気の被写体になっていたんですって。
あたしもそんなのみたい。

冬のサービスと言えばお汁粉。今日は2回目リクエストして作ってもらっちゃった。柳さんありがとう。美味しかったぁ。

王の浜に死んだマッコウクジラが漂着していると聞いていたので日曜日の夕方、見に連れていってもらったが跡形もなかった。がっかりして戻ると、朝10時に船に曳航されて沖に出されたとちょうど来ていたORANGE FISHさんに聞いた。もう一日待ってほしかったと言うと、臭いし脂が水中に浮いてるし、早く片付けてくれてよかったよ、と言われた。王の浜の夕陽